SSブログ
Book Review ブログトップ
前の15件 | -

お電話かわりました名探偵です [Book Review]

私は、小説本選びに迷った時、本屋に向かい、本が陳列されているところに立ち、目をつむって手に触れた本を読むことにしている。特に小説本は、自分が体験できない部分を補う役割が重要だろうから、自分にとって全く知らない価値観に出会える手法としてはありかなと考えている。今回の本もそのようにして選んだ。だから、自分が普通選ばない本を選んでしまった感がある。

続きを読む


nice!(5)  コメント(0) 

石濤 [Book Review]

氏の晩年の最後の短編集。生と向き合う中で生み出されるものを読んでいる印象だった。氏の小説にある強い文調ではなく、あくまで自然体の表現で描かれていた。なので、生というものが、どこか、壊れやすいものとして表現されているように感じられた。個人的には、「生きる」が、母の晩年の姿と重なり、思い巡らす時間となった。

続きを読む


nice!(7)  コメント(0) 

イン・ザ・プール [Book Review]

読書から遠ざかっていた。旅行先で手にしたこの本が気になり、読み進めた。

身体は正直だ。自分に偽ってやっていたことが崩れそうになると、頭の中では思いつかないのに身体や行動に出現する。

続きを読む


nice!(8)  コメント(0) 

動かして学ぶ量子コンピュータプログラミング [Book Review]

量子コンピュータのプログラミング観点から書かれた書籍。量子コンピュータの仕組み的な説明は省かれて、どのようにしてプログラムを作成するのかが説明されている。読んでいて、初めて知る世界で、新鮮だ。

続きを読む


nice!(6)  コメント(0) 

コロナと潜水服 [Book Review]

いずれも、ゴーストが絡んでくる物語だ。現代のありふれた世の中を映し出しながらファンタジーであり、最後、じんわりした余韻が何とも言えない。

続きを読む


nice!(3)  コメント(0) 

深夜特急1 [Book Review]

最初は貧乏旅行の話が進むので、私には馴染まないな、と感じて、なかなか読み辛かったのだけれども、香港とマカオの章に移ってから、街並みのディテールが思い浮かぶようになって、面白い、と読むスピードが軽やかになった。

続きを読む


nice!(3)  コメント(0) 

マチネの終わりに [Book Review]

最後、涙してしまった。彼と彼女が、いつ再会できるのだろうかと、一ページ一ページめくりながら読んでいたのだけれども、最後は出会えて良かった、じ〜んとしてしまって、涙が自然と出てしまいました。

続きを読む


nice!(10)  コメント(0) 

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 [Book Review]

じれったい男の物語だった。ただ、終盤になってそのじれったさが際立っていて、全体的には思慮に富んでいたように思う。だけれども、結局、ハッピーエンドなんだろうか、どうなんだろうか。

続きを読む


nice!(4)  コメント(0) 

コンビニ人間 [Book Review]

どうも納得できなかった。

続きを読む


nice!(4)  コメント(0) 

鉄の骨 [Book Review]

談合が舞台だ。

続きを読む


nice!(3)  コメント(0) 

盗まれた顔 [Book Review]

作者はテレ東のバス旅に出ている方。弱々しい印象しか持っておらず、著作には鼻から興味を持っていなかった。だが、最初の一文を読んで、その印象は吹き飛んだ。

続きを読む


nice!(13)  コメント(0) 

終電の神様 [Book Review]

カバーに描かれているロングスカートの女性。淡いタッチで描かれている絵を見て、当初、この本を買おうか迷ってしまった。

続きを読む


nice!(6)  コメント(0) 

触発 [Book Review]

舞台は前代未聞のテロ事件。仕掛ける側と処理する側の爆弾のスペシャリストが繰り広げる攻防は、息つく間もなく進んでいく。

続きを読む


わが名はオズヌ [Book Review]

この本は地域イベントの一角で無料で配られていた文庫本。リサイクルで回収された本だった。舞台は高校という学園モノ。無料だから仕方がないか、と思って読み進めると、意外な展開。これがハマるのだ。古代史総動員。

続きを読む


前の15件 | - Book Review ブログトップ