お電話かわりました名探偵です [Book Review]
私は、小説本選びに迷った時、本屋に向かい、本が陳列されているところに立ち、目をつむって手に触れた本を読むことにしている。特に小説本は、自分が体験できない部分を補う役割が重要だろうから、自分にとって全く知らない価値観に出会える手法としてはありかなと考えている。今回の本もそのようにして選んだ。だから、自分が普通選ばない本を選んでしまった感がある。
事件の鮮やかな解決への展開や思いもよらなかった意外な結末には、なるほど、と唸ってしまうのだが、だらだらした片想いの長い説明は、期待する方にとってはキュンとする部分なのだろうが、私には少し辛いなと感じてしまった。これまで出会ったことのない小説に出会ったという収穫はあったのだが。
事件の鮮やかな解決への展開や思いもよらなかった意外な結末には、なるほど、と唸ってしまうのだが、だらだらした片想いの長い説明は、期待する方にとってはキュンとする部分なのだろうが、私には少し辛いなと感じてしまった。これまで出会ったことのない小説に出会ったという収穫はあったのだが。
- タイトル:お電話かわりました名探偵です
- 著者:佐藤青南
- 出版社:角川文庫
- 私の評価(5段階):★★
2021-12-16 09:00
nice!(5)
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