誰もが日々の幸せを望んでいる [Photo Diary]
タージ・マハル camera: SONY a7 IV (ILCE-7M4), lens: MINOLTA AF 35mm F1.4 + SONY Mount Adapter (LA-EA5) |
川を隔てて2人が向き合っている。片方は言った。お前、戦争するんだろ。もう片方は言った。やらねぇよ。彼はそう言いながら、男性らに近づいて、君達はあそこに行くんだ、訓練だから楽にして、と配置場所を指示していた。戦争するんだろ。やらねぇよ。そうは言うが、本当は戦争するんだろ。お前、そんなに戦争やりたいのかよ。
そう言い合っているうちに、戦争が始まった。
雨になったり。ついこの前は降雪がひどくなると大騒ぎしていたのに、寒いのだが、以前の冷たさが抜けている。春の足音が聞こえてきた。
侵略の実行を下した宰相は、この2年のある時期から感情の起伏がなくなっていた。非常に論理立てて物事を進めるのだが、そこに怒りや悲しみ、憂いといった感情の上下が見られない状態になっていた。原因はワクチンだった。彼が接種を受けたワクチンは、ウィルス蔓延が始まった頃に各国で一斉に開発が進められた中で初めて完成したもので、欧米の開発よりも早く完成したので、早速出来上がったものをマスコミの前で接種したのだった。だが、彼が受けたそのワクチンは未完成の状態だった。よくよく調べていくと脳にダメージを与えることが分かった。特に感情をつかさどる部分に変異が発生していた。一度変異が発生すると回復させることは不可能であることも分かった。
この後遺症は、彼には伝えられていない。この事実を隠すために、既にワクチン開発の関係者はこの世にはいない。
という筋書きは起きていないと思います。
ただ、この筋書きには後日談があります。
mRNAを利用したワクチンは、短期間での開発だったが、全世界の人々が接種し、大きな副作用が目立つことなくウィルス拡大を抑止できたということで、画期的な出来事だと賞賛されたのだが、それは誤りだった。こういった分野にも歴史の繰り返しは適用されるのだろう。時が経過すると、欧米が開発したワクチンにも同様の症状が発生することが分かった。mRNAワクチンは人類史上最悪のものとなった。
この副作用は、人類の未来を危惧するものとなった。WHOは、副作用が発生した人と区別するために、副作用が発生すると皮膚の色が青色に変わるワクチンを開発した。全世界で副作用の有無で生活圏を分けることになり、正常な人の白の人と、副作用が発生した青の人が生まれることになった。それぞれが安全で暮らせる社会を作り出すことになったが、青の人は強いられた状況に不満が溜まり、地球上では生きていけないと考え、宇宙へ飛び出した。
という補筆の筋書きも起きていないと思います。暗い音楽ばかり聴いていると頭が暴走して...。
2022-03-04 10:00
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コメント(3)
前段は、ありうる話ですね。
狂気の沙汰ですものね、プーチンは。
恐ろしいです。
by 八犬伝 (2022-03-05 17:24)
八犬伝さん、コメントありがとうございます。
プーチンと同じワクチンを閣僚らは受けているでしょうから、関係者が同じ症状になるので、反対意見は出なくなる。そういう状況で戦争が起きているとしたら怖いな、と考えてしまい、書きました。
後日談はガミラス人につながる筋書きを想像してしまい。これは、ありえねぇ、と笑って下さい。
真実はもっと簡単で、早く平和が訪れて欲しいです。
by code-a (2022-03-06 01:37)
皆様、アクセス& nice!、ありがとうございます。
by code-a (2022-03-13 17:52)