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Polycom QDX 6000の登場が意味するもの [Engineering]

日本では未発表の模様なのですが、Polycom社から「Polycom QDX 6000」と呼ばれるビデオ会議装置がリリースされています。

polycom_qdx_6000.jpg

最近相次いで登場しているモデルとは一線を画し、映像解像度はNTSC程度と低スペックな内容になっています。映像解像度は低いものの、音声については22kHz帯域の通話が可能になるPolycom Siren 22をサポートし上位機種並みの充実さ、People+ContentのサポートではXGAサイズまでのRGB信号の通信が可能と、必要なところに機能を絞り込んだ印象を受けます。ROI(投資利益率)や生産性の向上を一番に掲げたモデルの模様で、データシートでも最初にその言葉が出てきます。誰もが利用できる使い勝手の良いスペックを盛り込むと、このようなシンプルな装置になるのでしょうか、戦略的に考えられたスペックを感じ取った次第です。
まだビデオ会議システムを使っていない未開拓な領域へ、システムとして組み込んで提案するといった、新たな市場開拓への布石を示しているのかな、と色々考えてしまいました。
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