beagleboardの構築方法 [Engineering]
beagleboardを購入したのはいいのですが、OSだとかソフトウェアを動作するように環境構築しなければならない点に悩む次第。日経Linux 2009年7月号ではCD-ROM付きの分かりやすい手順が特集で組まれているのだが、もう少し情報が欲しいところ。そこで、ネットの情報を1つ1つ踏んで構築を進めてみました。
下準備
beagleboardで動作するOSとしてUbuntuを採用することにした。そのUbuntuのイメージファイルを作成するにはUbuntu PCを用意した方が楽なようだ。新たにPCを準備できる程のゆとりは私にはなく、VMWareを使ってUbuntu PCの構築を進めることにした。
情報元の確認
rootfsの作成
Ubuntu上でrootfsの作成を進めた。
- パーツの購入
- Digi-key社サイトよりbeagleboardを購入。トップページの商品検索で「beagleboard」と入力して検索すればすぐにヒットする。私はRev.Cものを購入した。
- beagleboardには電源すら含まれておらず、別途購入が必要。だが、東京 秋葉原や大阪 日本橋界隈なら比較的簡単に手に入るパーツ類に留まる。
- ACアダプタ(私は秋月電子通商社でDC5V/1.0A出力ものを購入)
- USB 2.0 LANアダプタ(LUA2-U2-ATX、バッファロー)
- 9pin-RS-232C変換ケーブル
- RS-232Cクロスケーブル
- HDMI-DVI変換ケーブル
- SDカード(私は2GB容量ものを購入)
- PCに「VMWare Player」をインストールする。
- VMWare PlayerのゲストOSにUbuntuをインストールする。私は「Ubuntu Desktop 9.10 (32-bit)」のISOイメージファイルをダウンロードし、VMWare Playerから呼び出してインストールを進めた。
- QEMUのインストール
$ sudo apt-get install qemu
$ sudo apt-get install qemu-kvm-extras
- deboostrapのインストール $ sudo apt-get install deboostrap
- こちらから「build-arm-rootfs」をダウンロードする。
- ダウンロードしたbuild-arm-rootfsを実行する。SONY VAIO type P上で動かすもんだから、終えるまで相当かかった。この作業が終わると「armel-rootfs-〜.tgz」というファイルが作成される。 $ sudo ./build-arm-rootfs --fqdn beagleboard --login ubuntu --password ubuntu --imagesize 2G --seed build-essential,openssh-server,linux-firmware
- SDカードをフォーマットする。日経Linux 2009年7月号に詳しく書かれている。
2009-12-06 13:20
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0