先月の話題になります。私は池袋にある東京芸術劇場で催された久石譲さんのコンサートを観に行きました。




12人のチェロ奏者による演奏は圧巻でした。映画「おくりびと」のサントラをダイジェストに組みなおした「Departues」は、映画そのままの雰囲気が凝縮していました。新作の「The End of the World」は、シンプルなメロディが組み合わさったとはいえ、弾き手の実力なしには演奏できない難解な曲構成になっていて、1回だけ聴いただけでは分からない、という印象を持ちました。演奏後に奏者の一人が低くうなり声を上げるくらいでしたので、演奏するのが難しかったんだろうと思います。演奏後少し間を置いて拍手が起こったのですが、聴衆も必死に聞いていた、という感じだったと思います。これは私にとって貴重な体験でした。

次回のコンサートにも行ってみたいです。